NEXAG Inspection

NEXAG Inspection

1 コントローラー(分離時)

1−01 Nexagと接続、分離する時は、NexagメインスイッチをOFF、コントローラーのスイッチ(側面部)は操作しない。

1−02 アンテナ端子、通信端子、電源端子を外す。

1−03 Simの入れ替えは、薄い棒を使用し、押し込むことでロックが解除され、スプリングにより浮き上がる。

1−04 SDカードも同様に、指で押し込むことでロックが解除される。Sim会社を変更した場合は、SDカードとパソコンを接続し、設定(APN、ID、PW)を書き換える。

(見原さん作成の資料を加える)

(1)SDカードを取り出す

(2)PCでSDカードの「LTEPrm.conf」の設定を変更する

(3)PCでSDカードの「update_complete.txt」ファイルを削除する

(4)SDカードをコントローラーに戻す

1−05 Simは、小型バッテリーを電源端子に接続し、画面にアンテナマークが表示されれば通信可能である。(コントローラーのスイッチはONのまま)

1−06 アンテナ端子、通信端子、電源端子を接続する。

1−07 コントローラーはNexag本体内部の所定の位置にマジックテープで固定する。

2 外観の点検

2−01 保護柵、Nexag(箱)、太陽光パネル、バッテリー格納箱、観測機器(温湿度センサー、雨量計、ECメーター、Webカメラ)の外観に汚れ、破損を確認する。

2−02 外部の配線の断線、ショート跡が無いか確認する。

2−03 汚れの程度に応じ、清掃する。泥、ホコリは、刷毛で落とし、良く絞った雑巾で拭き取る。機器に水が付かないように気をつける。

2−04 破損がある場合は、スマホ等で撮影し、    へ送信、対処を打ち合わせる。

3 Nexag内部の点検

3−01 蓋をあけて、内部を点検する。

3−02 断線、ショート跡、漏水の有無を点検する。

3−03 異常があった場合は、スマホ等で撮影し、    へ送信、対処を打ち合わせる。

4 電源状態

4−01 受給電状態 太陽光パネルからの受電と鉛蓄電池からの給電は、Nexag内部のコントローラーランプにより表示される。

(1)PV:緑点灯(充電中) 正常状態 → 作業不要

(2)PV:緑点滅(速)   過電圧  → バッテリーの電圧を充電器で確認し、16V以上の場合はソーラーの接続を外す

(3)PV:非点灯     非充電  → ソーラーパネル、ソーラー配線を確認する

(4)BATT:赤点灯    適正電圧 → 正常状態 → 作業不要

(5)BATT:赤点滅(遅) 低電圧  →  日の出、日没時にソーラー発電による点滅の変化を観察し、赤点灯にならない場合 → バッテリー点検へ

(6)BATT:赤点滅(速) 過放電  →  バッテリー点検へ

(7)BATT:非点灯   非給電   →  バッテリー接続線確認、接続に問題がなければバッテリー点検へ

4−02 給電モードは、Nexag内部のボタンにより設定を変更することができる。

(1)ABCD:非点灯  通常状態 → 作業不要

(2)ABCD:同時点滅 過負荷、短絡 → 配線(短絡箇所)確認、配線替した後にSettinh Buttonを押す。

(3)ABCD:どれかが点灯 → 通常状態ではないので、設定を変更する。操作ボタンを長押して、ランプが点滅状態になったら、操作ボタンを短く押し、すべてのランプが消える状態とする。そのまま操作ボタンを離せば、設定が終了する。

5 通信状態

5−01 Sankhu、日本の両者で通信状態を確認する。

5−02 通常送信

(1)NexagのメインスイッチをOFF

(2)10秒後にメインスイッチをON

(3)通信状態をパソコンで確認する(この場合、1時間以上待機する必要がある)

5−03 強制送信

(1)NexagのメインスイッチをOFF

(2)10秒後にコントローラーの  ボタンを押したまま、NexagメインスイッチをON

(3)コントローラーのボタンは、カメラの撮影画像がパネルに表示されるまで押し続ける。(これにより、10分に1回の通信モードとなり、6回繰り返した後、通常の通信モードとなる。メインスイッチを入れた時は、データーロガーに計器の情報は入っていなかったり、コントローラーとの通信ができていない場合があるので、すべての計測データが送信されないことがある。)

5−04 通信確認

通信が終了すると、パネルの表示は消えるが、画面にタッチすることで復帰する。コントローラーパネルをスワイプすると、画面が変わるので、計測機器からのデーター入力状態を確認する。観測機器とコントローラーは無線通信を行っており、観測機器ロガーのランプが点灯していれば、記録、通信が正常に行われている。(記録、通信が終了するとランプは消えるが異常では無い。観測機器ロガーにあるスイッチは操作する必要は無い。)

観測機器ロガーの配置は、 左上、右上、左下、右下 となっているので、ランプが点灯しないロガーがあれば、番号を   へ連絡する。

6 バッテリーの管理

電源モニターの赤ランプがゆっくり点滅、早く点滅、消灯している場合は、バッテリーの電圧が低下している。消灯している場合は、バッテリーの消耗が著しく、電圧低下により給電をストップしている。いずれの場合もバッテリーを充電する必要がある。

6−01 バッテリーを充電するため外す時は、メインスイッチをOFFとし、バッテリーを風通しの良い雨の当たらない場所に運ぶ。

6−02 充電器を電源に接続せず、バッテリーのプラス・マイナス端子と接続し、充電器のモニターに電圧値と充電割合が表示されれば、通常充電が可能であるため、そのまま充電器を電源に接続する。

6−03 充電器のモニターに何も表示されない場合は、過放電の可能性がある。充電器の操作ボタンを5秒以上長押して、補修充電モードとする。補修充電モードになったら、操作ボタンを短くおすことで充電時間を変更することができる。(2時間から12時間)

6−04 充電器はバッテリーの充電状態により過充電を防ぐことができる。充電中でも充電器の電源を外すことでバッテリーの状態をモニタリングすることができる。(この時表示される電圧値は、テスターの値より低い場合があるので、テスターによる確認する)補修充電中の場合は、6−03の操作を繰り返す。

6−05 充電が終了すれば充電器は充電を停止し、充電時間、受電量を表示する。

6−07 メインスイッチがOFFであることを確認した上でバッテリーを所定の位置に戻し、電源コードを接続してから、強制送信モードで起動、受給電ランプの状態を確認する。

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