5 水道水源施設
Surjaさん宅の屋内水道pHが8.0付近にあり驚いた。水田用水のpHに対する懸念、馬鈴薯のソウカ病発生との関連も疑った。これらは、屋外水道のpHが7.0付近であり、屋上タンク、屋内配管による影響であることで決着した。それでも、確認のため、11月15日に水源地のpHを計測し、7.0の値から水道pHに問題が無いことを確認した。
水源施設下流の取水堰からの用水はpH7.9、Surja宅横ではpH7.7であった。これらの値は、アーステック液による比色表の値とも合致しているが、水温による影響がある。
水道水源施設は、取水施設、濾過池、貯水タンク、送水施設があり、水道組合により建設、維持が行われている。水源域は保全されているが、渇水期は2時間/日の給水制限がおこなわれるほど枯渇する。Sankhuの人口が増えるとさらにこの制限は厳しくなることが想定される。
人口抑制策、水源水量確保策の検討が必要と思われる。