Ryu-02

Salinadi川流域概査

1 概査の目的

 Sankhu地域の農業(水稲、馬鈴薯、トマト)は、Salinadi川(google mapsではMonohara Rivと表記されるが、ここでは我々の通称を使用する)中流に設けられた取水施設からの用水供給により展開されている。

 Salinadi川の中上流域は山地となり、隣接する他流域とはEL1,500~2,000mの分水界で区切られている。よって、この中上流域の土地利用は、Salinadi川の水量に直接的な影響を与えることとなる。

 Sankhu滞在の出発に際し長澤理事からの依頼があり、中上流域の状況を概査した。

 2 概査の方法

 流域の状況概査は、2024年9月23日、10月3日の二日間行った。9月23日はSurjaさんのBike、10月3日はサンカラプール市の四輪駆動車により移動しながら流域状況の把握、写真撮影を行なった。

 その他、11月15日にはSurjaさん宅の水道pH関連から浄水場施設などのpHを調査した。

9月23日 昼食後SurjaさんのBikeに乗せてもらい、Sankhu水道の水源地とSalinadi川中上流域を見渡せる高台へ行き、写真撮影を行った。帰路は往路を引き返している。走行ルートを図- 1に示す。

 10月3日 サンカラプール副市長との会合で話題となった上流域の農家に我々が関心を持ったことから、副市長と3戸の農家を訪ねることとなりSalinadi川上流域の状況把握、写真撮影を行なった。Sankhuへの帰路は9月23日のルートと同じである。走行ルートを図-2に示す。

図- 1 9月23日走行ルート(往復) 図- 2 10月3日走行ルート(時計回り)
(クリックすれば拡大表示されます)

Salinadi川流域概査

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