農業開発研究会の活動に大きな貢献をされてきた、私どもの友人、飯田昌博さんが、ご逝去されました。謹んで哀悼の意を表します。
理事長 長南史男
飯田昌博氏
2022年5月29日逝去
帯広市幸福町で3代目の畑作農家に生まれる。帯広畜産大学大学院修了後、新進気鋭の若手農家として、ブロッコリ、大根などの新たな野菜の産地化に取り組んでこられました。
有機農業に早くから取り組むとともに、農業のIT技術活用にも早くから取り組み、圃場の情報を農家がいち早く知り、対策を講じることのできるシステムの開発に札幌のIT企業と連携し取り組んでこられました。
農業開発研究会が事業主体となった「ネパール・サクー村における農薬の適正な使用技術指導」で総合的なバレイショ疫病対策を現地で指導、サクー村の農家と北海道の有機農家との交流に助力していただき。ネパールにおけるバレイショ疫病予測に必須のフィールドサーバの実用化に貢献されました。